全国硝子業健康保険組合

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[2013/11/19] 
お酒の飲みすぎに要注意


 
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年末年始は宴会やおつきあいも多く、どうしてもお酒を飲む機会が増えるもの。場の盛り上がりや、楽しさのあまり、ついつい飲み過ぎに……。しかし、お酒は飲み方を考えないと、大きな病気にも繋がりかねません。

短時間の飲み過ぎによる急性アルコール中毒のリスクだけでなく、日々の飲み過ぎから、アルコール性肝炎などの肝臓疾患などにかかる心配があります。アルコール性肝炎は、症状の出ない脂肪肝にはじまり、腹痛や黄疸などの出るアルコール性肝炎へと進む、命の危険もある病気です。さらに病状が悪化して肝硬変へ進む場合もあります。肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるように、初期の自覚症状はほとんどなく、気づいたときは手遅れになることが多いのです。
また、お酒のつまみは塩分や脂分が多く、暴飲暴食を続けていると、糖尿病や高血圧、脂質異常症などのリスクも高くなります。

1日の適量の目安は、日本酒1合、ビール中ビン1本など、アルコール量で20g程度です。ただし、アルコールへの耐性は個人によって違うので、酔いやすい人や女性、65歳以上の高齢者はこれよりも少なめになります。目安は「ほろ酔い」までです。厚生労働省・健康日本21では、1日のアルコール量で男性40g以上、女性20g以上を生活習慣病のリスクを高める飲酒量として、飲酒量の多い人の減少を目標にしています。

さらに、アルコールを分解する肝臓のためにも、週2日はお酒を飲まない休肝日にしましょう。
お風呂でお酒を飲む、薬を服用後に飲む、飲んだ翌朝に迎え酒を飲む、といったことは、からだへの負担が大きく、命に危険が及ぶこともあるので止めましょう。寝る前に睡眠薬代わりに飲む寝酒も、かえって眠りが浅くなり夜中や早朝に目が覚めやすくなるので、お勧めではありません。

「酒は百薬の長」というように、適量を守っていれば健康効果があります。また、「飲み二ケーション」という言葉があるように、リラックスできたり、会話がはずんだりする効果も期待できるようです。お酒はほどほど、会話をたっぷりで、よいお酒の楽しみ方をしたいものです。

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